ことのこと。

思ったこと。感じたこと。自分の視点で自分の言葉で描いてみる。

「愛すべき世界」のこと

 

こんにちは。きくちです。

メリークリスマスだったし、

よいお年をやら、あけましておめでとうを先にお伝えしておきますきくちです。

 

 

さて、前回から大分長時間空いてしましました。

 

これ前回。

 

tokotokok-k.hatenablog.jp

 さて、なぜ空いてしまったかというとそこには

大きな理由があったのです。

 

 

ありがたいことに、

時々人に

ブログ読んでるよ。なんてSNS上で言ってもらえて

あーこの人は本当に暇なんだな。

と思いながら感謝しております。

 

ところがこの前同じ国に派遣されている隊員に

「きくちさんのブログ面白いですね」

と直接言われました。

 

 

いや、近っ!!!

距離近っ!!

 

え、ちょっとまって。ちょっとまっておまえさん。

日常的に直接顔合わせる人が読んでると

え、なんかはずかしんですけど。

というかその「面白いですね」って僕の脳内には

 

(うわ、でた。日常社会ではゴミみたいな人間のくせになんか

ネットだけでイキってる人やん。)

面白いですね

(ウィズ皮肉と嘲笑)

 

って聞こえるから。ひぃー。

 

っとここまで書いてなんか飽きたので

町に出たら

いろんな出来事に出くわしたのでここからテンションもガラリと変わり

今日の出来事。

 

 

今僕はコスタリカサンホセにいるのですが、

昨日、携帯がぶっ壊れました。

 

うわーだるーいと思いつつまぁ、今日修理しに行くか。

と思って出かけたのです。

結果として直らない。データを全て初期化したら直るかも。と。

 

うわーーーやっぱりだるーー。

 

もういいや。

なんならそろそろ新しいのほしいしもう買い替えるかなぁ。

なんてぶつぶつ思いながらちょっとイライラしながら

町を歩いていました。

 

でもやっぱり携帯がないと不便で、地図を見たり、写真を撮ったり、音楽が聞けなかったりで

なんかこう、

あー。もう買っちゃおうかなー、なんなら最新機種ドカーンと買ったろうかな。

とか思いつつ

 

ぼーっとコーヒーを街角で飲んでいたときのコトでした。

 

目が不自由なおじいさんが杖をコツコツ、

歩きながらキャラメルを売っていたのです。

 

そしたらそばにいた拳銃持ったガードマンが

へい!調子はどうよ!

ってな感じで話しかけ、

一つのキャラメルにしては多い額を払い

うまいうまいと笑顔で去って行ったのでした。

 

純粋に お金くれ じゃなくて何か小さくても 売る 

という行為を添付しただけで

お互いになんていうか気持ちよくやり取りができるもんだなぁ。。と感心してて

 

さらにぼーっとしてたらそのおじいさんがまたコツコツと来て

あ、また来た。と思ってみたら

売ってたキャラメル普通に自分で食べてて

なんじゃそら。と。

 

なんていい国なんだ。

 

 

そんな感じでほっこらして

さぁ。歩くか。

と町の中心に向かって

そこから100mも歩かないうちに

 

目の前で紙切れが舞っておりました。

 

よく見たらそれは、

 

お金でした。

 

そして大きな罵声と人だかりがあり

一人の男性が一人の女性をののしっていました。

 

どうやら女性が

銀行から出てきた男性を狙って引ったくりをしたようでした。

しかし、そばにいた人に捕まえられ、抵抗した際に

でお金が宙を待ったのでした。

 

そして男性が女性に詰め寄り、なんと顔をめがけて頭突きをしたのでした。

女性はそのままショーウインドウに激突、

倒れました。

 

しかし、誰一人男性のその行為を咎める者は無く、むしろ当然だという空気が流れ、

足元がおぼつかない女性を無理やり立たせ、その場で身体検査が始まりました。

 

靴を脱がせ、ポケットを開けさせ、上着を脱がせ、

そしてTシャツのめくりお金を隠していないか

(さすがにほかの女性が)

調べてました。

 

 

僕はそのとき道路を挟んで反対側からその風景たるものを眺めておりました。

そのとき、僕がどんな顔していたのかは知る由もありませんが

 

きっと無表情だったでしょう。

 

 

騒ぎが落ち着き、気づいたら男性は消えており、

女性はふらふらになりながらも開放され、

 

町はいつものように、

そして何も無かったかのように日常を取り戻しました。

 

そのまま散歩を続けると

 

公園内の舞台のようなところで日本だったら即職質を食らうであろう

いかにもあやしいおっちゃんがショッキングピンクのズボンをはき、

そして音楽をガンガンと流し、

まさかのフラフープをぷよんぷよんとまわしていました。

 

えぇ。そうです。私も最初は目を疑いました。

だってこのコスタリカサンホセという町で

誰がピンクおじさんが公園でフラフープをまわしていると考えられるでしょうか。

 

そして驚くべきことに道行く若い女性たちも楽しそうじゃんと

一緒にまわし始めるのです。

 

なんですかこれは。新手の新興宗教ですか、

と言わんばかりの異様な空間がその場に出来上がりました。

そして何より腹立たしいのは

おじさんのフラフープ、めちゃくちゃうまかったのです。

 

そんな技があったのですね。と思いがけない発見を

見せ付けてくる腰さばきを見ながら

僕はベンチに座ってまたコーヒーを飲んでました。

 

 

ふと振り向けばそこに

カジノがありました。

 

ノータイムで入りました。

 

 

中には中国人がたくさんいて、大量のお金をバンバンかけて楽しそうに遊んでました。

その隣で僕は一瞬で30ドルを溶かし、世界の理の不条理さを感じていました。

そして一杯30ドルと化したコーヒーを飲みながら

ふと考えました。

 

 

今日はダメな日だ。と。

もう帰ろう。と。

 

 

帰り道、財布の中身をすべて使い切っていたので

ドルからコロンに換金し、晩ご飯にと、2切れのピザを買って歩いてるときに

 

 

この世界はなんて面白いのだろうと感じたのでした。

 

 

キャラメルにお金を払う人。

そのキャラメルを自分で食べる人。

 

方や

 

お金ほしさに奪う人と奪われる人、

それを裁く人、裁かれる人

内在する男と女、

そして暴力

 

また一方で

ショッキングピンクとフラフープ。

 

そして無くなった30ドル。(返してください)

 

 

そんなことを考えていたら

携帯が壊れたとか本当にどうでもよくて

買い換えるとかいうその発想もどうでもよくて

いいじゃん。死ぬわけでもない。

 

そんなクソどうでもいいことよりも

この世界はすげー面白いことであふれている。

こんな風景を僕はずーっとコーヒーを飲みながら眺めていたい。

 

という風に感じたのでした。

 

 

そんなことを思っていたら、

コスタリカの隊員に

それってパナマでもできるじゃないですか。

と正論を言われて

ぐうの音も出ませんでした。

 

ぐう。

 

 

この愛すべき世界に

よいお年を。

そして

あけましておめでとう。