中南米のひまじん。

不登校→大学院→青年海外協力隊→パナマ=ひまじん。スペイン語勉強中。そんな暇でしょうがないひまじんが、意識高いフリしてなんかする。

「ひまじんが本気でコーヒーをつくってみたらどうなるか」 コーヒー焙煎 編

 

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こんにちは。

 

もういくつ寝てもひまじんです。

 

 

 

えーっと

もうあれです。

これが全ての原因(凶)です。

 

tokotokok-k.hatenablog.jp

 

そして前回。

 

 

tokotokok-k.hatenablog.jp

 

 

そうなんですよそうなんですよ!!

 

ついにきました焙煎!!

 

え?

焙煎ってなーに?

 

という方に。

いろいろ説明を考えたのですが、

難しいことばは使いたくない。

専門用語も使いたくない。

身近な言葉で。。。

 

でたどり着いたのがこの答え。

 

 

焙煎というのはですね、

 

炒めることです。

 

つまりは

 

今からコーヒー炒め定食を作る。

(ご飯、味噌汁、漬物無し。)

 

そういうイメージで概ねいいでしょう。

12%くらいは合ってます。

 

 

・・・知らんけど。

 

 

ま、いいや!!!

さて、本編行きましょうか。

 

 

さーー

焙煎!!

 

はじまりはじまり

あ、今回はあれです。わりかし自分が

自信を持っているところなので、

冗談は少なめです

(いや、どの記事もふざけてるつもりはないけどね!!)

 

ちょっとだけ説明口調ですが、

まぁ、たまには許してください。

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

・・・

少しだけ、語らせてください。

 

僕は趣味で

コーヒー焙煎を

(手で)ずっとやっていたので

ある程度の経験があります。

その中で

コーヒーに対して、

焙煎をすることに対して

想うことがあります。

 

というのも、

「焙煎」という工程は、

コーヒーを作る上で一番大事だと

僕は思っております。

 

一杯のコーヒーを作る。

 

その背景にはたくさんの

労力と

時間が必要です。

 

(今回身をもって知ったわけですが)

 

 

そして

その集大成を成すのが

この「焙煎」という工程です。

 

今までの工程を足し算と例えるなら

焙煎は掛け算です。

 

こつこつ積み重ねてきたものを

2倍にも5倍にも一気に引き上げる。

しかし失敗すると0になってしまう。

 

本当に本当に難しいのです。

 

火の強さ、タイミング、豆の種類

そういったもので味がどんどん変わっていく。

手で焙煎する場合、

同じ味をつくるのは本当に難しい。

 

本当にデリケートな作業です。

だからこそ、楽しいと僕は感じています。

だからこそ、僕はコーヒーを愛しています。

 

今回はいつも以上に

難しい戦いになるでしょう。

 

 

・・・

・・・・だって、

 

 

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外だもん。

アウトドアだもん。

 

 

 

っておーいい!!!

 

いや、ね、

あんだけデリケートだの

コーヒー定食だの意味わからんこと言っといて

 

結局

外!!

 

デリケートどころか

ワイルド!!

 

 

えぇ、

前言撤回しましょう。

コーヒー定食をつくのではなく、

コーヒーBBQです。

 

 

。。。。。

だってさ、だってさ、

知ってます?

 

焙煎するとさ、スッゲー

カスが出るのよ。皮が。

室内でやるともう大変よ。

 

一応ホームステイの身分なので

ママに焙煎したいのだけど、、、

って聞いたら

 

「あぁ、コンロとガスタンクあるわよ」

(外でやれ)

ですって

 

いや、そりゃ断れないじゃん。

 

わーい!グラシアス!!

外でやるね!!

って言うしかないでしょ。

 

さて、改めまして、始めましょう。

まずは

道具紹介。

 

 

家の隅っこに置いてあった

フライパン。小さい。最初から焦げてる。

 

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ワイルドな

ガスコンロ・・・?

 

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ガスタンクとつなぐチューブ。

物置の隅っこにずーっと放置してあった。

 

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完成。

 

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いや、手作り感がすごい。

コーヒを全力で手作りして来たけど、

まさか焙煎道具まで

手作り感満載とは。。。

てか

チューブ繋いだ時

めっちゃシューシュー

ガス漏れてるんですけど!!

ダースベーダここにもいますけどっ!!

え、大丈夫!?

 

これで大丈夫かなぁ。

なんか風めっちゃ吹いてるけど。。。

焙煎ってほんとデリケートよ。

ねぇ。不安、、、

え、これでやるの?本当に?

 

・・・

まぁやりますけどね!!

えぇ!やりますとも!!!

なんなら薪を組んで火を起こす必要がないだけ

めっちゃラッキー!!

え!?ガス使っていいんですか!?

文明さいこーー!!

 

・・・

さぁ、行きましょう。

ちょっとだけ焙煎のやり方説明しながらね。

 

まずは豆を準備しましょう。

もちろん生豆です。

 

左がピーナッツ。

右がギャルです。

まずはピーナッツからやりましょうか。

 あぁ。。ついにここまで来た。。

我が子を旅立たせるみたいだ。。。

ちょっと感動。。

 

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まず、ザルにあげます。

 

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え、なんで台所だって?

 

 

そりゃね、

 

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水で洗うからです。

 

 

意外と思う人がいるかもしれませんが

意外と大事。

焙煎前にちょっと水で洗いましょう。

お米を研ぐ感じで。

2分くらいで十分です。

 

理由としては

豆が水分を吸収することで

芯まで熱が通りやすくなる。という噂を聞いたからです。

実際に水あり、なしで焙煎し、比べてみましたが、確かに

水ありの方が美味しかった、、、気がしないでもない。

 

 

さ、

炒めましょう。

 

えー気づかれると思いますが

もう夕方です。

だって珍しく仕事あったんだもん!!!

 

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火加減は最初中〜強くらいかな。

水分が蒸発するのを待ちましょう。

 

かるーくかき混ぜてください。

 

水分が蒸発したら

火を中火よりやや弱めにします。

 

 

ちなみにこれが

入れて2分、3分程度経って、

水分が蒸発し終わったくらいの色です。

若干色が変わってきたような気がします。

 

 

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そこからさらに

2分くらい。

 

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そうすると

少しずつ

豆の皮が剥がれてきます。

 

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こいつがまぁ、ものすごい出るので

家が汚れていくわけです。

 

 

 

 

そこからさらに

3分ほど。

 

 

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だんだん色が濃くなってきましたね。

 

開始から10〜15分前後で

(豆の量、火加減等による)

 

パチパチという音が聞こえます。

これが俗にいう

「ハゼ」と呼ばれるもので

火が入ってるよー!!という合図です

 

ここまでやってようやくコーヒーとして

飲めます。

ここら辺〜もうちょい

でやめると

あっさりとした風味、酸味を

味わいたい人向けの味に仕上がります。

 

 

さらに3分、

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完全に色が濃くなってきました。

皮もガンガン剥けてます。

 

この辺になってくると

もう一度パチパチ

という音が聞こえてきます。

これが2回目のハゼです。

これ以上やると焦げちゃうよー!!

の合図で

じっくり濃いめが好きな人向けの味です。

 

 

粒を拾うとこんな感じです。

 

 

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完全に

街角で見かけるコーヒー豆になってきました!!

 

僕は濃い方が好きなのでこの辺まで

しっかり焙煎します。

 

ちなみに焙煎した豆を

ひょいひょいつまみ食いして

なんとなく味見できます。

 

何回か焙煎していると

食べた時の味でだいたいの

焙煎具合がわかります

(自分の好みの味かどうか)

 

 

 

 

もちろん全行程中、かき混ぜ必須です。

一部だけに火が入って焦げないように!!!

 

(だから写真上手く撮れてないよ!ごめんよ!)

 

色に

ばらつきがあると、味もはっきりしません。

 

 (たぶん。

でも統一感あるのとバラバラだったら

統一感あったほうが美味しそうじゃん。)

 

そして

もうこの辺でやめとくか。

えーでもどうしようかぁ、、、

 

と優柔不断が発動した時に止めるのが

一番ちょうどいい味になります。

 

  火からおろしても余熱で若干進むからね!!

 

 

 

こんくらい常にガン見しといてください。

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え?誰が撮ったかって?

それは聞かない約束。

 

焦げないようにダッシュ

椅子に携帯を乗せ、タイマーセット、

ダッシュでもどったわけじゃないからネッ!!

 

あとごめん!!

エプロン忘れた!!!

宮崎駿さんすいません!!

 

 

ま、それはいいとして

さて、

火からおろしたらどうするか?

 

ザルでもなんでもいいので

フライパンからおろしましょう。

 

そんでもって。。。。

冷まします。

人肌程度までは。

 

どうやって?

んなもん扇風機じゃ!!!

うちわでもいいんだけど

この国にそんなものはないっ!

 

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そんで冷めたら

保存容器に入れましょうねー。

僕はジップロックに入れました。

 

そしてこれが!!!

完成品!!!!

 

(もう暗くてよく見えないのは

ごめんなさい。)

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でもさ、言い訳させて

完成した時、

 

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ガッツリ夜だもん。。。。

 

 

ワンちゃんが脱走したり、

いとこが遊び来たりで大変だったんだもん。。。

 

 

 

でもまぁ、

それはさておきさ、

ついにここまできたんだよ!!!

 

最初はさ、

こいつだよ!!?

 

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よくここまで来たもんだ。。

 

 

 

と、いうことですね。

ついに

コーヒーを焙煎することに成功しました!!!

 

焙煎後、2日置くと美味しくなるので

二日後!飲みます!!!

 

いや、ほんと嬉しい。。。

 

 

え?

ギャルはどうなったかって?

 

あるよ。

 

ちょこん

 

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すっくな!!

 

 

このあとちゃんとやりました。

 

 

 

次回

 

「ひまじんが本気でコーヒをくくってみたらどうなるか」

いざ実食(実飲)

 

最終回だよっ!!

 

お楽しみに!

 

え?

ちょこ・・?

んなもんしらん。