「僕の好きな音楽」のこと
あ、どうも。
秋雨前線によって、半ば強制的に監禁されている菊地です。
家にこもっているととりあえず音楽聴きたくなるよね。
ちなみに
ぼくは音楽好きなのに音痴という
絶望的なパラドックスにさいなまされているのです。
ということで暇つぶしがてら
なんとなく
僕が最近聞いている音楽を勝手に紹介することにします。
1・「王舟」 Moebius
うまくは言えないけれど、初めて聞いた時
すげー世界観だなぁ。。。と
釘付けに。
特に27秒からはもうどんぴしゃり。
すっと入って来る感じがもうたまりません。
ちょっと部屋を暗くしてリラックスしたり
軽く作業する時にでもぜひ。
2「andymori」 16
ユーチューブにライブバージョンしかなかったので
ライブ版を。僕はCD版の方が好きなんだけれども。
これは、大学院の先輩とおすすめ音楽を語るという企画の時に
教えてもらってハマりました。
僕はバンド形式だけどうるさくない。
というのが好きで
このしっとりと聞ける感じがたまらなく好き。
また、歌詞も好きでとても身近に感じるのです。
ぜひ晴れた青空の下で聞きたいものです。
もちろん少し激しい感じの曲もandymoriはしていて
「光」とか「1984」もおすすめです。
どちらもユーチューブにあるよ。
3・「cero」 Yellow Magus
なんだろうこれ。
不思議と懐かしい感じがする。。。。
リズムといい音の厚さといい、
心地よいんです。
けれど、どこかつかみようのない迷宮に連れて行かれる
そんな気持ちになります。
気分が高ぶってる時、
家でワイワイしながらピザとか作ってる時に聴きたくなるなぁ。。。
4・「Spangle call Lilli line」 Crawl
誰かこの天才の脳みその
中身を教えてください。
偶然どっかで聞いた曲。一発で虜に。
覚えている歌詞を頼りにようやく見つけたこの曲。
この人たちの特筆すべき点は
歌詞の世界観。
まず一度歌詞検索しないで
なんて言ってるかを注意して聞いてほしい。
ところどころ聴きとれる単語はあるんだけど
あれ?日本語?英語?何語?と混乱すること間違い無し。
そして歌詞検索をかけてみると
えーーー。という気持ちになると思う。
とにかく不思議な気分になる。そんな曲です。
同じようなもので「Veek」という曲もあるので
気に入ったら聞いてみて。
5・「never young beach」 明るい未来
すいません。たけるくん。僕、はまっちゃいました。
僕の友人が教えてくれたこの曲。
え、っと。なんだろう。なんかしらないけど
すごく昭和の匂いがする。え、なに、逆に新しいの?
つかボーカル髪長くね?
なんてつっこみどころは数多くあるものの
あ、でも、いつのまにか全部聞いちゃった。
そんな感じの曲。
うん。なんかいい。きいちゃうよね。
6・「スカート」 CALL
あ、間違えてスピッツ乗っけちゃった。
・・・あ、違うわ。スカートだ。
また間違えちゃった。
ってなるくらい
絶対に初見(聞)のとき
間違えちゃうよ。
でもよくよく聞くとちょっと違う。
曲調や、声質が柔らかいからか
すっと入って来やすい曲。
でも僕のボキャブラリーでは
スピッツとの決定的な違いをうまく表現できません。
どうでしょう。
はい。こんな感じでだらだらと。
結構大変だね。
あと、音楽を他人が評価、紹介するって
なんか恐れ多いね。
どんな言葉でも
きっと作った人歌ってる人の気持ちを
表現できないよね。
だからシンプルに言葉なしに
曲を聞いて、あ、なんか好き。
って思えればそれでいいよね。
とか言いつつも
なんかオススメの曲あったら教えてくださいな。
「大学院と将来と時々ドS教授」のこと。
「あ、、、僕がしたかったのはこういうこと」のコト
つい先日、大阪にある
素敵なフリースクールに行ったのです。
自分の研究に関連するのも一つの理由だけど、
改めてフリースクールというのを見てみたかったのです。
んでね、まぁ、いろいろなコトがありました。
いろいろな子どもに会えました。
いろいろなお話を聞けました。
今回はその中の一つのおはなし。
僕が学校(フリースクール)見学させてもらう時に
1家族も一緒だったのです。
子ども(中1)とその両親。
まぁ、特に何かを話すコトもなく
この子もしかしたらフリースクールに入るのかなぁ。。。
くらいに思ってました。
でも最後に、フリースクールのスタッフの方が
「キクチさん、そういえばフリースクール出身でしたよね
なにかあれば・・・」
と話を振られたのです。
そしたらもう家族がすごい食いついてきて
え、そうなんですか!?って。
「いやぁ、実はそうなんです・・・」って。
ということで
ちょっとだけ僕の人生を話させてもらって
んで、
結局伝えたのは
不登校だってだけで
そんなに否定的にならないでほしい。
少なくとも僕にとってあの時の経験は、
大切なものになっている。
そして確実に今の僕の糧になってる、プラスに働いています。
だから、どうか自分を責めないでほしい
だから、どうか息子さんを責めないでほしい
ネガティブにならないでほしい。
人生は今決まるんじゃなくて、
この先の長い人生で決めながら生きて行くんだと思います。
だから、きっと大丈夫ですよ。
少なくとも僕よりは立派な人間になれますよ。
大丈夫です。
ってお話をしたら
まぁ、お母さん泣いてしまって。
お父さんも子どもさんもすごい話を聞いてくれて。
ありがとうございますって。
安心しましたって。
ずっと不安だったんですって。
希望になりましたって。
そう言ってもらって
僕はあぁ、そうだよなぁ。僕がやりたかったのは
修論を書くコトとか、大学院を卒業することとかは
あくまで過程であって目的じゃないよなぁ。。。
最後にはこうやって悩んでいる人、不安に思っている人に
大丈夫ですよ。って言ってあげることだったんだなあ。。。って
改めて初心に返った気になりました。
そのあと少しだけ家族の話を聞いて
もう一度ゆっくりお話させてくださいって言われてこちらもぜひ!って
連絡先交換してその日は別れたんだけど。
なんだか、あぁ、自分の経験とか、考えとか
そういうのが自分だけで完結するんじゃなくて
誰かのためになって、それで泣くほど喜ばれて
そして繋がっていく。
この感覚はなんだろう。
とても嬉しい。
ちょっとだけ、自分が自分でよかったと
思えるそんな出来事でした。
ちなみに、フリースクールにいる
女の子が
将来先生になりたいって言っていて
どうして?って聞いたら
だって、学校の先生って偉そうで子どもを子ども扱いして
いつも正しいって顔しているのが気に食わない。
私が先生になって変えてやるって言っていて
なんてこった。
こんなかっこいいやついるんか。
参りました。
大人も子どもも関係ない。
そこにいるのは
ただの人間と人間なんだよな。